小野 可奈子 (Ono, Kanako)

愛知県出身。２歳半よりピアノを始める。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部卒業。池本純子氏に師事。
2007年より渡仏。ヴェルサイユ国立地方音楽院(Conservatoire à Rayonnement Régional de Versailles)にてピアノ科・伴奏科を卒業。ピアノをフランソワ・シャプラン(François Chaplin)、伴奏をキャロリーヌ・エスポジート(Caroline Esposito)、室内楽をジャン・フランソワ・ゴンザレス(Jean-François Gonzales)、チェンバロをブランディン・ラノー(Blandine Rannou)各氏に師事。パリ国立地方音楽院(Conservatoire à Rayonnement Régional Paris)にてピアノ科を卒業。ピアノをビリー・エイディ(Billy Eidi)、伴奏法をアリアンヌ・ジャコブ(Ariane Jacob)各氏に師事。スコラ・カントルム(Schola Cantorum)にてガブリエル・タッキーノ氏(Gabriel Tacchino)に師事し、ディプロムを取得。フランスのブレストピアノコンクール(Concours de Piano de Brest)にて２位。クラウドカーンピアノコンクール(Concours National de piano Claude Kahn)にて１位。副賞として、パリ市内の名ホール、サル・ガヴォー(Salle Gaveau)での受賞コンサートに出演。

日本・フランスと、ピアニストとしてのコンサートを積極的に行っておりフランス西部・ブレストの教会にて、クィンテット・ハチャトゥリャン(Quintet Khatchatyan)のメンバーと共にコンサートを2回行い、地元紙に取り上げられるなど絶賛をされる。トリオ・アトランティック(Trio de l’atlantique)としても活動しており、パリ・ブレスト・トゥールにてコンサートを開催。ソロではパリの教会にてリサイタルを開催、オーケストラのピアノソリストとしてパリとシャルトル劇場でバッハコンチェルトを共演する。日本国内では、名古屋宗次ホール・ランチタイムコンサート、東海市民コンサート、東京市ヶ谷ルーテル・音の環コンサートに出演。2015年夏、イタリア・サルデーニャ島のカリアリにて行われる音楽アカデミーにピアニストとして招聘される。2016年1月24日に逗子、2016年11月に東京文化会館にてクラリネットとのデュオコンサートに出演予定。