Japan Arts
2016年7月16日(Sat)
開場 13:00 / 開演 13:30
東京オペラシティ コンサートホール
(Tokyo)
千住真理子 ヴァイオリン・リサイタル
千住 真理子(ヴァイオリン)
山洞 智(ピアノ・チェンバロ)
長谷川 陽子(チェロ)
ヴィヴァルディ
ヴァイオリン・ソナタ Op. 5 より(チェロ:長谷川 陽子)
モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調
子守唄
モーツァルト/ハイフェッツ
メヌエット ディヴェルティメント 第17番より
モーツァルト
トルコ行進曲
モーツァルト/クライスラー
ロンド ハフナー・セレナーデより
エルガー
愛のあいさつ
ドヴォルザーク
我が母の教え給いし歌
メンデルスゾーン
歌の翼に
マスカーニ
アヴェ・マリア ~カヴァレリア・ルスティカーナ より
山田耕筰/渡辺俊幸
赤とんぼ
千住 明
Andante ~母・千住文子に捧ぐ
サラサーテ
ツィゴイネルワイゼン
憧れだった「ストラディヴァリウス」。その中でも黄金期に製作された1716年製の「デ・デュランティ」私がこの名器と出逢えたのは、奇跡だ。私にはそうとしか思えない。ひとはこの出逢いを「運命的な出逢いだ」と言った。だとしたら、運命とはなんと不可思議なものか。「現在の次の瞬間」さえ、想像だに出来ないことが起こりうるのだ、ということだ。偶然か必然か、ローマ法王クレメント14世が手元に置いていたというそのストラディヴァリウス、それが時の流れを経て今ここにある。「意志を持つ」とまで言われるストラディヴァリウスの強いエネルギー、意志を持つならば、何を伝えに今ここにいるのか、私はたびたび愛器に問いかける。果たして2016年、300歳の祝いの年を迎えたデュランティ、その「声」にいまいちど耳を傾けよう―。その声を聴くひとに、しあわせを―。この音色に耳を傾けるひとに安らぎを―。デュランティ300年記念コンサート、特別に友情出演でかけつけてくださるチェリストの長谷川陽子さんと演奏するのは、1716年、まさにデュランティ生誕の年に作曲されたヴィヴァルディの名作である。時代をいっきにさかのぼり、不思議な300年前の吐息が、きっとあなたの耳元に届くはずだ。大切なメッセージをのせて―。
千住 真理子
S席:5,400円(4,800円)
主催者HP https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=402