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FLAC 44.1 kHz, 16 bit
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Orchestra Tokyo
Yoshihide Miyanoya, Conductor

Total Time : [00:12:02]
Copyright : Yoshihide Miyanoya

Gustav Holst
St. Paul's Suite, Op.29 No.2

1. Jig
2. Ostinato
3. Intermezzo
4. Finale (The Dargason)

Time : [00:12:02]

2013-12-05
Tokyo College of Music
Tokyo, Japan

■グスタフ・ホルスト(1874-1934)  セント・ポール組曲 Op.29-2
グスタフ・ホルスト「惑星」で知られる20世紀前半を代表するイギリスの作曲家ですが、バロック以前の作曲家であるパーセル、バードの復興に大きな貢献をし、さらに敬愛するバッハの主題や様式を用いた作品も多く残しています。それまで貧困のため作曲もままならなかったホルストは、31歳の時、セント・ポール女学校の音楽教師となり、安定した収入が得られるようになりました。さらに8年後の1913年、創作活動の支援のために学校から防音設備の整った“ホルスト専用音楽室”が与えられます。感謝の意を表して、女学校の弦楽オーケストラのために作られた曲がこの「セント・ポール組曲」です。イギリス民謡、ジグやダーガソンといった16世紀の舞曲、オスティナート(反復)といったバロック以前の音楽形式によって書かれていますが、一方でヒンズー哲学を愛したホルストらしい異国情緒溢れるメロディも盛り込まれています。終曲では、軽やかなイギリス舞曲ダーガソンの中に、突如、皆様ご存知のあの歌が聞こえてきます。さて、何の曲でしょうか?どうぞお楽しみに。(Miyanoya)

オーケストラ・トウキョウ
宮野谷義傑(指揮)